論 なんてタイトルに付けましたが、たいしたことじゃないっス。
ボクが常々思っている『サポート』に関することをつらつらと書くだけっス。
◇「ドロー系サポート」について
『サポート』は手札を増やしたり、グッズではコイン判定が必要になる効果を確実に発揮したりと、強力な力を持っています。そのかわり、自分の番に1枚しか使うことが出来ません。ここでは特に手札を増やしたり入れ替えたりする、いわゆるドロー系の『サポート』について触れていきます。
現在、主に使われているドロー系の『サポート』は概ね以下の通りかと思います。
「アララギ博士/プラターヌ博士」
・手札を全てトラッシュし、新たに7枚山札を引く。
「ベル」
・手札が6枚になるように山札を引く。
「チェレン/ティエルノ」
・山札を3枚引く。
---(この3種は単純に山札を引くカード)---
「N」
・お互いは手札を全て山札に戻し、自分の残りサイドの枚数ぶん山札を引き直す。
「アクロマ」
・手札を全て山札に戻し、お互いのベンチポケモンの数ぶん山札を引き直す。
「サナ」
・手札を全て山札に戻し、山札を5枚引き直す。
---(この3種は手札をリフレッシュするカード)---
「ゲーチス」「プラズマ団のしたっぱ」などありますが、限定的になるため除外しておきます。
ここから先、『サポート』というとこれらの「ドロー系サポート」のことだと思ってください。
◇『サポート』の枚数について
『サポート』はデッキを展開し、60枚全部をぶん回しにして戦うために無くてはならないカードです。しかし『サポート』自体は相手のポケモンにダメージを与えるわけでもなければ、場に残って展開し続けてくれるわけでもありません。1回使い切りなうえに、自分の番につき1枚しか使えないお荷物なカードでもあるのです。サポートを使うことなく展開できる構成があれば、それに越したことはないのです。
しかし、『サポート』なしで試合に臨んだ場合、1ターンに1枚のドローとサイドカードで戦うことになります。1ターンに2枚以上のカードを使っていったとすると、3~4ターン目には手札は枯渇してしまいます。手札が多い=選択肢が多い。相手の行動を妨害することなく全て受け切ってプロレスの様に戦うポケモンカードで、手札0枚は致命的です。相手に知られていない情報をより多くするために手札は多く抱えるべきだとボクは考えています。なので、必要悪としてデッキに組み込まざるを得ない『サポート』ですが、出来る限り少ない枚数でとどめておきたいところです。
手札を増やす、手札を入れ替えるという強力な効果を持っている『サポート』は自分の番につき1枚だけつかうことができます。この権利を放棄するかしないかは、相手との展開力の差に直結してきます。しかしその強力な『サポート』の力を薄めてしまうのもまた『サポート』カードです。例えば「アララギ博士/プラターヌ博士」で引いてきた7枚のうち、3枚が『サポート』であった場合、その3枚はそのターン使うことが出来ずに腐ってしまいます。次の自分の番に使う『サポート』をその3枚から選べると言うプラスの面もありますが、「このターンに出来ること」は確実に減ってしまっています。『サポート』の入れ過ぎは確実に『サポート』自身の力を弱めてしまうのです。展開を支えるためには欠くことが出来ない重要なカードも、入れ過ぎてはただの邪魔者なのです。
デッキの『サポート』の枚数を決める際に重要なことは「毎ターン確実に『サポート』を使うには何枚必要か」ということと「『サポート』をつかって引いてきた中にある『サポート』はそのターンの間は腐る」ということを天秤にかけて、ちょうどいい枚数を探っていくことだと考えています。1ターンに1枚手札にあればいいのです。
◇「チェレン/ティエルノ」の強さに関して
デッキレシピを眺めていると、よく見る組み合わせが「アララギ博士/プラターヌ博士+N+ベル」。もしくは「アララギ博士/プラターヌ博士+N+アクロマ」といった感じでしょうか。「チェレン/ティエルノ」を積極的に採用しているレシピはあまり見かけません。博士ルールとは違い、「チェレン」と「ティエルノ」は別名カードとして4枚ずつ採用することが可能なのですが、そんなレシピは見たことありません。(ボクもまだやったことはないですが。)しかし、冗談抜きで8枚採用があり得るサポートではないかとボクは考えています。
ボクが考える「チェレン/ティエルノ」が他の『サポート』よりも優れている点はタイミングを選ばないことと手札を握ったままにできることの2点です。
「アララギ博士/プラターヌ博士」は全ての手札をトラッシュ、「N」「サナ」「アクロマ」は全ての手札を山札に返す必要があります。つまり、まずは今ある手札で出来ることを全て行ったあとで『サポート』を使い、新たな手札で展開を考え直すという流れになります。しかし「チェレン/ティエルノ」は今ある手札を維持したまま山札を3枚を引くことができます。ボール系のサーチカードで何をチョイスするか、「ポケモンいれかえ」や「まんたんのくすり」などを使うべきかどうかを判断するのは手札を増やしたあとになります。まずは選択肢を増やし、そのうえで判断を下せるというのはとても有利なことです。ハンドリフレッシュの結果、「ふしぎなアメ」を山札に戻したら、代わりに2進化カードが手札にやってきたなんてことや、直前の「ハイパーボール」のサーチが裏目に出たなんてことは、誰しも経験があるのではないかと思います。
「ベル」と比べても決して引けを取りません。カードテキストにある6枚と3枚の数字によって「ベル」の方が強力に写りがちですが、「ベル」>「チェレン/ティエルノ」となるタイミングは非常に少ないです。「ベル」を含めて手札が3枚以下になることが条件なのですが、そのように手札を消化できるデッキであれば「じてんしゃ」を入れた方がよほど強力に作用するのではないかと思います。「ベル」を効果的に使うための構成にしてあるわけでもなく、ただ「チェレン/ティエルノ」よりも強力そうだという、なんとなくな理由で採用してあるデッキでは、一度入れ替えて回してみると、「チェレン/ティエルノ」の強力さを感じることができるかもしれません。
ふだん考えてるサポートに関してのことをざっくりでしたとさ。
気が向いたら続きかエネルギーのことを書こう。
おしまい。
ボクが常々思っている『サポート』に関することをつらつらと書くだけっス。
◇「ドロー系サポート」について
『サポート』は手札を増やしたり、グッズではコイン判定が必要になる効果を確実に発揮したりと、強力な力を持っています。そのかわり、自分の番に1枚しか使うことが出来ません。ここでは特に手札を増やしたり入れ替えたりする、いわゆるドロー系の『サポート』について触れていきます。
現在、主に使われているドロー系の『サポート』は概ね以下の通りかと思います。
「アララギ博士/プラターヌ博士」
・手札を全てトラッシュし、新たに7枚山札を引く。
「ベル」
・手札が6枚になるように山札を引く。
「チェレン/ティエルノ」
・山札を3枚引く。
---(この3種は単純に山札を引くカード)---
「N」
・お互いは手札を全て山札に戻し、自分の残りサイドの枚数ぶん山札を引き直す。
「アクロマ」
・手札を全て山札に戻し、お互いのベンチポケモンの数ぶん山札を引き直す。
「サナ」
・手札を全て山札に戻し、山札を5枚引き直す。
---(この3種は手札をリフレッシュするカード)---
「ゲーチス」「プラズマ団のしたっぱ」などありますが、限定的になるため除外しておきます。
ここから先、『サポート』というとこれらの「ドロー系サポート」のことだと思ってください。
◇『サポート』の枚数について
『サポート』はデッキを展開し、60枚全部をぶん回しにして戦うために無くてはならないカードです。しかし『サポート』自体は相手のポケモンにダメージを与えるわけでもなければ、場に残って展開し続けてくれるわけでもありません。1回使い切りなうえに、自分の番につき1枚しか使えないお荷物なカードでもあるのです。サポートを使うことなく展開できる構成があれば、それに越したことはないのです。
しかし、『サポート』なしで試合に臨んだ場合、1ターンに1枚のドローとサイドカードで戦うことになります。1ターンに2枚以上のカードを使っていったとすると、3~4ターン目には手札は枯渇してしまいます。手札が多い=選択肢が多い。相手の行動を妨害することなく全て受け切ってプロレスの様に戦うポケモンカードで、手札0枚は致命的です。相手に知られていない情報をより多くするために手札は多く抱えるべきだとボクは考えています。なので、必要悪としてデッキに組み込まざるを得ない『サポート』ですが、出来る限り少ない枚数でとどめておきたいところです。
手札を増やす、手札を入れ替えるという強力な効果を持っている『サポート』は自分の番につき1枚だけつかうことができます。この権利を放棄するかしないかは、相手との展開力の差に直結してきます。しかしその強力な『サポート』の力を薄めてしまうのもまた『サポート』カードです。例えば「アララギ博士/プラターヌ博士」で引いてきた7枚のうち、3枚が『サポート』であった場合、その3枚はそのターン使うことが出来ずに腐ってしまいます。次の自分の番に使う『サポート』をその3枚から選べると言うプラスの面もありますが、「このターンに出来ること」は確実に減ってしまっています。『サポート』の入れ過ぎは確実に『サポート』自身の力を弱めてしまうのです。展開を支えるためには欠くことが出来ない重要なカードも、入れ過ぎてはただの邪魔者なのです。
デッキの『サポート』の枚数を決める際に重要なことは「毎ターン確実に『サポート』を使うには何枚必要か」ということと「『サポート』をつかって引いてきた中にある『サポート』はそのターンの間は腐る」ということを天秤にかけて、ちょうどいい枚数を探っていくことだと考えています。1ターンに1枚手札にあればいいのです。
◇「チェレン/ティエルノ」の強さに関して
デッキレシピを眺めていると、よく見る組み合わせが「アララギ博士/プラターヌ博士+N+ベル」。もしくは「アララギ博士/プラターヌ博士+N+アクロマ」といった感じでしょうか。「チェレン/ティエルノ」を積極的に採用しているレシピはあまり見かけません。博士ルールとは違い、「チェレン」と「ティエルノ」は別名カードとして4枚ずつ採用することが可能なのですが、そんなレシピは見たことありません。(ボクもまだやったことはないですが。)しかし、冗談抜きで8枚採用があり得るサポートではないかとボクは考えています。
ボクが考える「チェレン/ティエルノ」が他の『サポート』よりも優れている点はタイミングを選ばないことと手札を握ったままにできることの2点です。
「アララギ博士/プラターヌ博士」は全ての手札をトラッシュ、「N」「サナ」「アクロマ」は全ての手札を山札に返す必要があります。つまり、まずは今ある手札で出来ることを全て行ったあとで『サポート』を使い、新たな手札で展開を考え直すという流れになります。しかし「チェレン/ティエルノ」は今ある手札を維持したまま山札を3枚を引くことができます。ボール系のサーチカードで何をチョイスするか、「ポケモンいれかえ」や「まんたんのくすり」などを使うべきかどうかを判断するのは手札を増やしたあとになります。まずは選択肢を増やし、そのうえで判断を下せるというのはとても有利なことです。ハンドリフレッシュの結果、「ふしぎなアメ」を山札に戻したら、代わりに2進化カードが手札にやってきたなんてことや、直前の「ハイパーボール」のサーチが裏目に出たなんてことは、誰しも経験があるのではないかと思います。
「ベル」と比べても決して引けを取りません。カードテキストにある6枚と3枚の数字によって「ベル」の方が強力に写りがちですが、「ベル」>「チェレン/ティエルノ」となるタイミングは非常に少ないです。「ベル」を含めて手札が3枚以下になることが条件なのですが、そのように手札を消化できるデッキであれば「じてんしゃ」を入れた方がよほど強力に作用するのではないかと思います。「ベル」を効果的に使うための構成にしてあるわけでもなく、ただ「チェレン/ティエルノ」よりも強力そうだという、なんとなくな理由で採用してあるデッキでは、一度入れ替えて回してみると、「チェレン/ティエルノ」の強力さを感じることができるかもしれません。
ふだん考えてるサポートに関してのことをざっくりでしたとさ。
気が向いたら続きかエネルギーのことを書こう。
おしまい。
コメント
リンクありがとうございます。
こちらからもリンクいただきました。
サポ-ト論
このようにまとめられていると、再確認できますね。
慣れで使用してるのに気付かされます。(汗
続き、エネ編も楽しみにさせていただきますね!
持論なんてひとそれぞれですが、
少しでも響いた部分が幸いです。
デッキ調整の際に「そういえばこんな考え方もあったな」とひとつ試していただければお役に立てるかと思います(._.)_