115 まだ使ってもないのに新カードのことばかり考える
2014年9月12日 【考えごと】例によって改行。
もうすこし。
フラダリの奥の手【サポート】
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のトラッシュにあるすべてのカード(「フラダリの奥の手」をのぞく)を山札に戻す。そして山札を切る。
テキスト見た瞬間に思考停止して、すぐには使い方を思いつかなかったのですが、一晩たってようやく落ち着いてテキストに向き合えるようになってきたので、考え事をしながらもりもり書きます。それでもやっぱり使ってもいないカードなので、見当はずれな結果に終わるかもしれませんし、今後印象がかわるかもしれませんが、まずは考えてみます。
フラダリの奥の手の特徴
・お互いに、すでに場にあるカードはそのまま保持。
・お互いに、手札はそのまま保持。
・お互いに、トラッシュをリセット。
・リセットのタイミングは使う側が選べる。
テキストを分解して、それぞれの領域について分けないと把握しきれませんでした。効果範囲が大きいようにみえますが、さほど大きくなかったという印象です。
トラッシュを利用するタイプのデッキに対して防御的に使えるかというと、そこまで期待できるかは微妙。自分がリセットの引き金を握ることでお互いに起こる効果の差を最大にしていくように、攻めの手段として使うことがこのカードの活かし方ではないかと感じています。
防御的に使えるか
トラッシュ利用のカードやデッキは、シビビール系、ホウオウEX、タマタマ、ダークパッチ、ランドロスなどがあります。まずはレックビールに対してで考えてみます。レックビールにとってエネルギーをトラッシュに落とすことはそれほど難しいことではありません。ハイパーボールやはかせのてがみで落とされてしまいますし、シビルドンに進化して場のエネルギーを落として付け直すということも出来ます。エネルギー関係に対しての防御的な働きは薄いですが、山札の質を変えるという点で効果があるかも知れません。シビビールを展開済みの場にとって、レベルボールは空撃ちするだけの無駄なドローですし、すでに張ってあるスカイアローブリッジは空撃ちすら出来ずに抱えるだけになります。それ用に作っていないデッキでは、再圧縮に手間がかかる場合が多いのではないかと。開幕直後の山札とは違い、リセット後の山札からはポケモンやエネルギーがある程度抜き出されているため、ドロー系のサポートを引き当てられる可能性は高いですが、その後のドローが腐る可能性も若干高いのではないでしょうか。サポートは1ターンに1枚しか使えないので、引いてきたサポートはそのターンの間は全て無駄です。
攻撃的に使うには
フラダリの奥の手を自分でデッキに入れるのなら、他のカードの構成もそれに合わせることができます。
自分で使うということは、そのターンは他のサポートではなく奥の手を使うわけなので、リセット後の山札に対して先にサポートを使うのは相手プレイヤーです。リセット後に明け渡したターンでごっそりと展開される可能性を孕んでいますので、自分が最大限に有利になるタイミングでのリセットを心がける必要があります。
・パーマネントとしてサポートしてくれるポケモンを展開しておく
でんじドローのマルマインやマジカルフレイムのマフォクシーのように山札をめくれる特性、ドラゴンコールのガバイトやプラズマサーチのメタグロスのように山札の特定カードにアクセスできる特性、ダブルブレインのジバコイルで2枚目のサポートを使えるようにした上でリセット→アララギ博士などの流れを作っておく。相手が先にリセットの恩恵を受けるのでは損するだけなので、こちらは引き金に指を掛けつつ、前もって準備しておくことで、リセット後の豊富な山札を使った再展開を速やかに行えます。
・リセットの効果の差を最大にする
相手を上回るスピードで大量にカードを使い、自分のトラッシュ量>>>相手のトラッシュ量という状況でリセットすることは、効果の差としてアドバンテージを得られます。まともな試合では1戦で59枚のカードしか使えないところを、強引なやり方で枚数を増やせるなら、たくさんカードを使ったほうが強いのは自明な気がします。
・1枚挿ししない
これを使うなら専用構築になると思います。有ったら便利かもしれないという状況は、入れていて腐る状況に比べてはるかに薄い気がしています。2~3ターン毎にリセットして自分の使える山札を増やしつつ、物量で押し切るという感じになるのではないかと思います。
使ってみたいレシピはなんとなく浮かんでいますが、構想の段階ですでに70枚を越えそうな勢いなので、どこ削っていいかも含めて、手に入れて触ってみてからのお楽しみですね。
おしまい。
もうすこし。
フラダリの奥の手【サポート】
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のトラッシュにあるすべてのカード(「フラダリの奥の手」をのぞく)を山札に戻す。そして山札を切る。
テキスト見た瞬間に思考停止して、すぐには使い方を思いつかなかったのですが、一晩たってようやく落ち着いてテキストに向き合えるようになってきたので、考え事をしながらもりもり書きます。それでもやっぱり使ってもいないカードなので、見当はずれな結果に終わるかもしれませんし、今後印象がかわるかもしれませんが、まずは考えてみます。
フラダリの奥の手の特徴
・お互いに、すでに場にあるカードはそのまま保持。
・お互いに、手札はそのまま保持。
・お互いに、トラッシュをリセット。
・リセットのタイミングは使う側が選べる。
テキストを分解して、それぞれの領域について分けないと把握しきれませんでした。効果範囲が大きいようにみえますが、さほど大きくなかったという印象です。
トラッシュを利用するタイプのデッキに対して防御的に使えるかというと、そこまで期待できるかは微妙。自分がリセットの引き金を握ることでお互いに起こる効果の差を最大にしていくように、攻めの手段として使うことがこのカードの活かし方ではないかと感じています。
防御的に使えるか
トラッシュ利用のカードやデッキは、シビビール系、ホウオウEX、タマタマ、ダークパッチ、ランドロスなどがあります。まずはレックビールに対してで考えてみます。レックビールにとってエネルギーをトラッシュに落とすことはそれほど難しいことではありません。ハイパーボールやはかせのてがみで落とされてしまいますし、シビルドンに進化して場のエネルギーを落として付け直すということも出来ます。エネルギー関係に対しての防御的な働きは薄いですが、山札の質を変えるという点で効果があるかも知れません。シビビールを展開済みの場にとって、レベルボールは空撃ちするだけの無駄なドローですし、すでに張ってあるスカイアローブリッジは空撃ちすら出来ずに抱えるだけになります。それ用に作っていないデッキでは、再圧縮に手間がかかる場合が多いのではないかと。開幕直後の山札とは違い、リセット後の山札からはポケモンやエネルギーがある程度抜き出されているため、ドロー系のサポートを引き当てられる可能性は高いですが、その後のドローが腐る可能性も若干高いのではないでしょうか。サポートは1ターンに1枚しか使えないので、引いてきたサポートはそのターンの間は全て無駄です。
攻撃的に使うには
フラダリの奥の手を自分でデッキに入れるのなら、他のカードの構成もそれに合わせることができます。
自分で使うということは、そのターンは他のサポートではなく奥の手を使うわけなので、リセット後の山札に対して先にサポートを使うのは相手プレイヤーです。リセット後に明け渡したターンでごっそりと展開される可能性を孕んでいますので、自分が最大限に有利になるタイミングでのリセットを心がける必要があります。
・パーマネントとしてサポートしてくれるポケモンを展開しておく
でんじドローのマルマインやマジカルフレイムのマフォクシーのように山札をめくれる特性、ドラゴンコールのガバイトやプラズマサーチのメタグロスのように山札の特定カードにアクセスできる特性、ダブルブレインのジバコイルで2枚目のサポートを使えるようにした上でリセット→アララギ博士などの流れを作っておく。相手が先にリセットの恩恵を受けるのでは損するだけなので、こちらは引き金に指を掛けつつ、前もって準備しておくことで、リセット後の豊富な山札を使った再展開を速やかに行えます。
・リセットの効果の差を最大にする
相手を上回るスピードで大量にカードを使い、自分のトラッシュ量>>>相手のトラッシュ量という状況でリセットすることは、効果の差としてアドバンテージを得られます。まともな試合では1戦で59枚のカードしか使えないところを、強引なやり方で枚数を増やせるなら、たくさんカードを使ったほうが強いのは自明な気がします。
・1枚挿ししない
これを使うなら専用構築になると思います。有ったら便利かもしれないという状況は、入れていて腐る状況に比べてはるかに薄い気がしています。2~3ターン毎にリセットして自分の使える山札を増やしつつ、物量で押し切るという感じになるのではないかと思います。
使ってみたいレシピはなんとなく浮かんでいますが、構想の段階ですでに70枚を越えそうな勢いなので、どこ削っていいかも含めて、手に入れて触ってみてからのお楽しみですね。
おしまい。
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