こんなの使ってみないと分っかんねえよってことでフリーで使う機会を頂きました。シャッフルしまくりのデッキに付き合ってくれて感謝。

2~3ターン毎にフラダリの奥の手でトラッシュをリセットして、潤沢なグッズをガンガン使いながら高速で山札を堀り続けるのをコンセプトで組みました。

3 ルカリオEX
2 MルカリオEX
1 ルチャブル
2 ルージュラ

4 アララギ博士
2 コルニ
3 フラダリの奥の手
4 ランダムレシーバー
3 じてんしゃ
2 バトルサーチャー
2 きずぐすり
2 いいきずぐすり
A ゴールドポーション
2 ピーピーエイド
3 ポケモン図鑑
3 ハイパーボール
1 はかせのてがみ
2 ハンドスコープ
2 レッドカード
1 あなぬけのヒモ
1 きあいのタスキ
2 ちからのハチマキ
1 ファイティングスタジアム

9 闘エネルギー
2 ストロングエネルギー



お互いにシャッフルするので、Nの雰囲気が漂って山札をめくりそうになる。
使ったフラダリの奥の手自身以外に、トラッシュにすでにあるフラダリの奥の手も戻らないので、バトルサーチャーをトラッシュしきってしまうとループできなくなる。
トラッシュをリセットすることで、山札というリソースが何度も回復するので、どくさいみん光線やダークパッチが4回以上飛び出す。
といった実験結果になり、しっかりと強力でした。基本的に山札がグッズばかりで構成されているので、引いたものは片っ端から使えます。構想段階ではバトルコンプレッサーも採用予定でしたが、このデッキは若干向かない様な気がして見送りました。バトルコンプレッサーについては、たぶん近いうちに別の日記に書きます。1枚挿しのスタジアムでも3回くらい張り直しが出来ましたし、スクリューブローとアララギ博士で毎ターンたっぷりのカードを使えるので、この対戦中だけで80~90枚くらいのカードを奥の手で山札に戻せました。アララギ博士でトラッシュしたカードも含まれているのですが、場に出たカードも合わせると、100枚近くのカードを使えたので、ひとつのアーキタイプとしては有りじゃないかと思います。グッズ部分はどんどん消費できるものであればいくらでも変更できるので、エーススペックをパソコン通信にして必要なものにアクセスしまくるパケ放題タイプや、ヤミラミハンマーほどの安定感はなくなると思いますが、ハンマーブロスのように投げまくるターボハンマー。図鑑エイドをしょっちゅう決める様な型もできるか知れません。
(ただ、図鑑エイドは今回イマイチに感じました。エネルギーは1ターンに1枚しか使えないカードなので、入れすぎると自転車やスクリューを邪魔してしまいます。基本エネルギーの濃度が低いと図鑑エイドが決まりにくく、若干矛盾した組み合わせになってしまった印象です。)
大半をグッズで構成する必要があるので、ガマゲロゲとぶつかったときに突破できる人材であり、ある程度の打点を出しながら山札をめくり続けられるという理由でルカリオEXに白羽の矢がたって闘デッキになりましたが、ポケモンの選択次第では他のタイプもあり得ると思います。


おしまい。

コメント

とも
2014年9月14日6:56

はじめまして、ともと申します。

面白い実験、楽しく読ませて頂きました。
リンク頂いていきます。
これから宜しくお願いします。

ちけ
2014年9月14日7:16

>>ともさん
はじめまして
ボクが目にした中だと1枚挿しって見解が多かったのですが、これだけパワーのあるカードなら、軸に据えて専用構築できるんじゃないだろうか?というところからスタートして、別のゲームですがMTGのターボジョークルというデッキの発想を足掛かりにしました。
あちらは展開してしまった場を互いにリセット、こちらは展開に使ってしまったリソースのリセットと、性質が違いますので、ポケモンカードに合わせて戻したリソース量の差=アドバンテージ差とできないだろうかという実験です。
山札から奥の手とバトルサーチャーの両方が枯渇すると一気に手が鈍るので、バトルサーチャーとともだちてちょうの並列採用も視野にはいると感じました。
大層なことはかけないですが、宜しくお願いします。

nophoto
とおりすがり
2014年9月14日12:52

とても参考になります

ライキー
2014年9月15日0:08

ちけせんせい、レックビールに、おくのてをいれようとしているぼくはおかしいんでしょうか?
おしえてください!おねがいします!!

奥の手はコレまでのバトルを根底から覆す、というか仰るとおり「ライブラリアウト型」「ロストワールド型」「ポケモン切れ型」に続くあらたな流派なのかもですね。

ちけ
2014年9月15日16:33

>>ライキーくん
まず自分で組んで使ってみなさいなというのは当然として。レックビールのトラッシュに再利用したいものが山ほど貯まるかどうかを考えましょう。
おそらく場を作るためのボールがたくさんと、そのときトラッシュしたダブリのスタジアムやサポート、相手に落とされたシビシラスとシビビール、他にはポケモンいれかえ、はかせのてがみ、EXポケモンが少々。これが戻ることが得か損かでおかしいかどうかが判ります。
奥の手を使うであろう4ターン目頃の中盤は、最序盤に比べてはるかに場ができているはずです。自分のデッキが4ターンでどれだけ展開できるかをひとり回しして、その段階でボールを全部山札に戻したところを想像してみると、山札が腐ったと感じると思います。場を作るためのカードであるボールが戻ったところで、たいして嬉しくないんです。場を展開するため以外のグッズが戻ることに意味がある。レックビールで言うと、ポケモンいれかえ、はかせのてがみくらいでしょうか。ポケモンいれかえはマヒやねむりを解除して、自分のポケモンの行動回数を確保してくれたり、逃げるを2回に増やしたりと、戻して得をする可能性があるカード。はかせのてがみは、最序盤に比べると場に出ている分だけエネルギーの濃度が低くなる奥の手の後の山札で、そこにアクセスしつつ再圧縮がすすめられるカード。場を展開する以外のグッズとなると、使うだけで単純に相手のターンを奪えるハンマー、自分のポケモンの行動回数を増やせるきずぐすり、奥の手の後でも使えるローラースケートやじてんしゃ、試行回数が増えるほど強いポケモンキャッチャーなど。これらがデッキに入るなら、引いてきたボールを無駄に投げるだけにならず、グッズの物量で押せるデッキになると思う。
フラダリの奥の手に関しては、他のタイプのデッキよりも使われたときに復旧に支障がないというのと、積極的に自分から取り入れるのとは全く別だと思うので、自分が入れるなら相応のトレーナーズを選択する必要があるはず。
最後に結論になるけど、以前見たことがあるあのデッキにそのまま入れるならそれはおかしい。サイドを3枚取ったあとの山札でNの枚数をリセットするなんてあり得ない。相手に使われるなら仕方ないけど、自分から取り入れるならNは絞るべきだし、リセット後にNを処理する手段も必要。自分から山札を腐らせにいくようなもんなので、とてもすごい釣りざおみたいな感覚で使うのはやめた方がいいと思う。トレーナーズの構成をガラッと変えて、奥の手を軸に据えられるようなレックビールを目指して下さいな。

ライキー
2014年9月16日0:16

はい分かりました先生!

小芝居はこの辺にして、グッズ依存に向いたカードなわけですから、レックビールとは仲良くできそうな気がしたのですがそうでもないのか・・・?
とりあえず手元にBW2シラスが2つ目のレックビール組むには足らないことに気付いたのでいろいろ探さねば。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索