129 奥の手エンジン
2014年9月22日 【考えごと】 コメント (18)いつもここの日記はケータイでぽちぽち書くんですが、ブラウザが落ちてキャッシュが消えてテキストが保持されない事件が2回続いたので、パソコンでメモ帳に書いてます。たくさん書いて消えると悲しい。
で、奥の手に関して。発売から10日の時点での個人的な考え方なので偏っていますしベストな見解でもないと思いますが、いろんなひとの考えが進むきっかけとでもなれば。
奥の手エンジン
4 アララギ博士
4 ランダムレシーバー
4 バトルサーチャー
4 バトルコンプレッサー
1 フラダリの奥の手
1 サポート自由枠①
1 サポート自由枠②
1 タウンマップ
この20枚は、擬似的にアララギ博士を約10枚投入の状態にして山札をガンガン使っていく仕組みです。お察しの通りですが手順。
1、バトルコンプレッサーで自由枠の2枚と奥の手、もしくはアララギ博士を落とす。
2、完成。
超簡単ですね。博士を落とすならサーチャーが、奥の手を落とすならランレシがそれぞれ4枚アララギ博士に変身します。この段階では8枚ですが、両方の条件を満たすようになればアララギ博士が約10枚になります。そんなのは強いので勝ちます。
けれどこのギミックにはもちろん問題があるわけで。
ポケモンカードにおけるカードパワーを、サイドカードを取りにいく力だとすると、上のギミックにはパワーはありません。(自由枠を何にするかにもよりますが。)山札をどれだけめくってもサイドカードは取れませんし、エネルギーもポケモンがワザを使うために仕方なく付ける必要悪だとおもっています。(特性やポケパワーでダメージを与えられるポケモンや、どくさいみん光線が強いとされている理由はここだと思っています。)そのパワーのないギミックに20枚ものスペースを割くのにはもちろん理由があります。
場に出ないと意味がない。
いくらパワーの強いカードをデッキに入れていても、山札の中に入っていたのでは意味がありません。カードは場に出すか使うかしないと効果を発揮しないからです。当たり前のことですが、再確認。
山札にあるカードをどれだけ実際に場に出せるか、実際に使えるかというところがデッキパワーだと考えています。デッキの60枚は妄想です。場に出た、手札に引いた、トラッシュに置かれたカードが現実です。妄想を現実に変えるには、妄想の中をある程度割り切って、現実を見るためのカードを入れないといけません。オッサンくさい。その現実を見るためのカードが山札をめくったり、ピンポイントでサーチしたりするカードです。奥の手エンジンは妄想を切り詰めた現実派の構成です。
妄想を切り詰める。
奥の手エンジンを使う場合、いつもより大きな夢は見られません。残り40枚の中にエネルギーとポケモンとグッズをぶち込むと、なるべくコンパクトな夢でないと、器からあふれてしまいます。進化ポケモンは立てづらく、タイミングを選ぶカードは使いにくく、大量のエネルギーが必要なワザも向いていません。必然的に省エネのEXポケモン主体になってきます。2~3ターン連続でアララギ博士を使ったのちに奥の手、再度圧縮という流れになるので、もったいないなんて考えずにガンガン進んでいくデッキを目指すことになります。ボクはポケモンもエネルギーもグッズも、どれも必要数だけ入れました。アララギ博士に巻き込まれても、どうせ奥の手で戻るし、スペースをやりくりするにはそれしかないです。必須というわけでもないスタジアムなら1枚あれば割られても張りなおせます。どくさいみん光線も2~3枚で十分で、圧縮して素引きすることを想定しているのでボールは薄め、あまりボールが多いと奥の手後に腐る可能性も高くなります。EXポケモンが多くなるので、相手のノイザーやネットを防ぐためになり、場にとどまることが出来るので山札に戻らず再圧縮の手間が減るという理由で、ポケモンのどうぐを多めに採用したくなります。ハンマーやきずぐすりは使うだけでアドバンテージが取れるし、奥の手後に相手より先に山札をめくれる可能性があるローラースケートやじてんしゃも強いし、ただでさえ切り詰めてしまって山札の中で濃度の低いエネルギーを直接手札に持ち込めるはかせのてがみも強いです。それぞれのカードパワーは低くても、それを大量に使うことが出来れば、相手が現実にしたものと、自分が現実にしたものを比べたときに押し勝つことが出来ると思います。
なんだか長くなって、まとまりがなくなってきたぞ。
奥の手を使うときには、その後すぐに動けるように、現物のアララギ博士かコンプレッサーとサーチャーorランレシを握っておくのがいいです。自分が奥の手を使う以上、リセット後の山札に対して、相手が先にサポートを使えるというところは、頭に入れておくべき点だと思います。タウンマップと奥の手は相性最悪のカードです。タウンマップを戻したところで、すでにオモテになっているサイドカードがどうなるわけでもないので、奥の手2枚にするのもアリだと思います。相手の手札が際限なく増えるので、自由枠にNを1枚入れておくのも保険になると思います。レッドカードを乱射するのもいいかと思いましたが、残念ながらランレシを削って入れる余裕は無かったです。圧倒的に山札を堀り進み、圧倒的に消費し、質はどうあれ使ったカードの量で相手を引き離して、自分勝手なタイミングでリセットして初動を繰り返す。奥の手エンジンを使った場合、デッキの妄想に使える枚数は普通に組んだデッキよりも少ないので、最大デッキパワーは他のデッキよりも劣ります。相手が最大パワーになる前に、初動の差で押し切ることを目指しましょう。
本当にまとまりがなくなってしまった気がする。ツッコミどころも多いし。
おしまい。
で、奥の手に関して。発売から10日の時点での個人的な考え方なので偏っていますしベストな見解でもないと思いますが、いろんなひとの考えが進むきっかけとでもなれば。
奥の手エンジン
4 アララギ博士
4 ランダムレシーバー
4 バトルサーチャー
4 バトルコンプレッサー
1 フラダリの奥の手
1 サポート自由枠①
1 サポート自由枠②
1 タウンマップ
この20枚は、擬似的にアララギ博士を約10枚投入の状態にして山札をガンガン使っていく仕組みです。お察しの通りですが手順。
1、バトルコンプレッサーで自由枠の2枚と奥の手、もしくはアララギ博士を落とす。
2、完成。
超簡単ですね。博士を落とすならサーチャーが、奥の手を落とすならランレシがそれぞれ4枚アララギ博士に変身します。この段階では8枚ですが、両方の条件を満たすようになればアララギ博士が約10枚になります。そんなのは強いので勝ちます。
けれどこのギミックにはもちろん問題があるわけで。
ポケモンカードにおけるカードパワーを、サイドカードを取りにいく力だとすると、上のギミックにはパワーはありません。(自由枠を何にするかにもよりますが。)山札をどれだけめくってもサイドカードは取れませんし、エネルギーもポケモンがワザを使うために仕方なく付ける必要悪だとおもっています。(特性やポケパワーでダメージを与えられるポケモンや、どくさいみん光線が強いとされている理由はここだと思っています。)そのパワーのないギミックに20枚ものスペースを割くのにはもちろん理由があります。
場に出ないと意味がない。
いくらパワーの強いカードをデッキに入れていても、山札の中に入っていたのでは意味がありません。カードは場に出すか使うかしないと効果を発揮しないからです。当たり前のことですが、再確認。
山札にあるカードをどれだけ実際に場に出せるか、実際に使えるかというところがデッキパワーだと考えています。デッキの60枚は妄想です。場に出た、手札に引いた、トラッシュに置かれたカードが現実です。妄想を現実に変えるには、妄想の中をある程度割り切って、現実を見るためのカードを入れないといけません。オッサンくさい。その現実を見るためのカードが山札をめくったり、ピンポイントでサーチしたりするカードです。奥の手エンジンは妄想を切り詰めた現実派の構成です。
妄想を切り詰める。
奥の手エンジンを使う場合、いつもより大きな夢は見られません。残り40枚の中にエネルギーとポケモンとグッズをぶち込むと、なるべくコンパクトな夢でないと、器からあふれてしまいます。進化ポケモンは立てづらく、タイミングを選ぶカードは使いにくく、大量のエネルギーが必要なワザも向いていません。必然的に省エネのEXポケモン主体になってきます。2~3ターン連続でアララギ博士を使ったのちに奥の手、再度圧縮という流れになるので、もったいないなんて考えずにガンガン進んでいくデッキを目指すことになります。ボクはポケモンもエネルギーもグッズも、どれも必要数だけ入れました。アララギ博士に巻き込まれても、どうせ奥の手で戻るし、スペースをやりくりするにはそれしかないです。必須というわけでもないスタジアムなら1枚あれば割られても張りなおせます。どくさいみん光線も2~3枚で十分で、圧縮して素引きすることを想定しているのでボールは薄め、あまりボールが多いと奥の手後に腐る可能性も高くなります。EXポケモンが多くなるので、相手のノイザーやネットを防ぐためになり、場にとどまることが出来るので山札に戻らず再圧縮の手間が減るという理由で、ポケモンのどうぐを多めに採用したくなります。ハンマーやきずぐすりは使うだけでアドバンテージが取れるし、奥の手後に相手より先に山札をめくれる可能性があるローラースケートやじてんしゃも強いし、ただでさえ切り詰めてしまって山札の中で濃度の低いエネルギーを直接手札に持ち込めるはかせのてがみも強いです。それぞれのカードパワーは低くても、それを大量に使うことが出来れば、相手が現実にしたものと、自分が現実にしたものを比べたときに押し勝つことが出来ると思います。
なんだか長くなって、まとまりがなくなってきたぞ。
奥の手を使うときには、その後すぐに動けるように、現物のアララギ博士かコンプレッサーとサーチャーorランレシを握っておくのがいいです。自分が奥の手を使う以上、リセット後の山札に対して、相手が先にサポートを使えるというところは、頭に入れておくべき点だと思います。タウンマップと奥の手は相性最悪のカードです。タウンマップを戻したところで、すでにオモテになっているサイドカードがどうなるわけでもないので、奥の手2枚にするのもアリだと思います。相手の手札が際限なく増えるので、自由枠にNを1枚入れておくのも保険になると思います。レッドカードを乱射するのもいいかと思いましたが、残念ながらランレシを削って入れる余裕は無かったです。圧倒的に山札を堀り進み、圧倒的に消費し、質はどうあれ使ったカードの量で相手を引き離して、自分勝手なタイミングでリセットして初動を繰り返す。奥の手エンジンを使った場合、デッキの妄想に使える枚数は普通に組んだデッキよりも少ないので、最大デッキパワーは他のデッキよりも劣ります。相手が最大パワーになる前に、初動の差で押し切ることを目指しましょう。
本当にまとまりがなくなってしまった気がする。ツッコミどころも多いし。
おしまい。
コメント
上手に使えるかという問題と、若干ぶるぶるパンチが心配ですが。(;´▽`A
奥の手構築を考えないといけないなーと思いつつ
さぼっていたので、とても参考になります。
リンクいただいて行きますのでよろしくお願いします。
40枚の部分に関しては、まだまだ研究の余地があると思います。組み込むポケモンやグッズ次第で如何様にも姿を変えると思います。いろんなひとが試すことで研究はぐんぐん進むので、是非やってみてください。
実は過去に何度か覗かせていただいておりました。
奥の手エンジンを関西でも研究対象にしていただけると、ボクもまた一歩深いところに進めると思いますので、是非参考にしてください。
日記テーマをいくつかに分けてもらえないでしょうか。
過去の記事とか、既に作ったデッキとか参照したい場合、なかなかたどり着けないもので。
自分も最近は奥の手を多用しているのですが、サポーターを使う権利を一回放棄してやるからには場にポケモンのエンジンを置いておきたい、というのが自分の感想でした。
せっかく奥の手を使い戻ったリソースも、次のターンからアララギで使う、などとしていたら、奥の手後の速度も遅くなり、結局デッキパワーの問題で相手に押し切られてしまうと感じたためです。
このエンジンもアプローチとしては大変素晴らしいと思いますが、奥の手後の立ち回りはどのようになるのでしょうか?
よろしければお聞かせください。
今後も参考にさせていただきたいと考えておりますので、リンクを頂いていきます。よろしくお願いします。
カテゴリ分けは考えたことなかったですが、リクエストがあるのならボチボチやるかもしれませんね。
はじめまして。おっしゃる通りに奥の手でリセットした山札に対して、相手が先にサポートを使えてしまうというところがネックです。
115、117、125、127番のエントリにも奥の手を使った感想などで書いているのですが、パーマネントとしてサポートしてくれるポケモンを立てたくなります。今はまだ成熟した構成にはなってないです。
今のところ試してみたところだと、
・MライボルトEXとレックウザEX
ドラゴンバーストを打つターンに奥の手を使い、次のターンにターボボルトが空回りすることを防ぐ。
・ルカリオEX
じてんしゃと回復ソースを多めに積んでいました。当然ですが、やることを全部やって奥の手、そのあとじてんしゃで引けるなら引くし、引けなくてもスクリューブローで次のターンの博士の前に使える手札を確保します。ワザで引くのでは結局相手の方が先に利を得るので、根本的な解決にはなってないですね。これを試したときには上に書いた奥の手エンジンの構成ではなかったですが、今また組み直すならマルマインが入ると思います。2-2ラインで入っていれば、ボールを厚くしなくても勝手に立つかと。自転車構築で合わせていけるポケモン2体で山札をめくり続けて行くのがいいと思います。
マフォクシーやジバコイルを立てるとなるとスペースが驚異的に足りず、最終的にサイドを取りに行く役目を担えるポケモンが入らないので、グッズで引くしかないと言うのが今のところのイメージですね。
結局聞かれたことの答えになってないかもしれないです、
今後も楽しみにしています
リンクいただきました~
こちらこそよろしくお願いします。
上のエンジンもまたまだ突っ込みどころは多いですし、お気付きのことがあればぜひコメントお願いしますね。
興味深い内容で参考になりました。
せっかくですので、リンク頂いていきます。
よろしくお願いします。
試してみる機会があれば是非やってみてください。ひとりで試すのには限界がありますし、他の方のアイディアが混ざればもっと良いものになるかもしれませんのでー
遅ればせながら、奥の手エンジン、大変興味深く読ませていただきました。
ありがとうごさいます!
試したいポケモンがいますので、対して参考にはならないと思いますが、ご報告に努めたいと思います。リンクいただきました。
ポケモンは数が多すぎてひとりでは試しきれないですし、思い付く範囲も限られてしまいます。是非とも研究対象にしてください。
構築は素晴らしいです(*^^*)
これからのデッキ制作色んな所で考え方が変わりそうです(≧∇≦)
リンク頂きます♪これからも参考にさせて下さい★
これで担ぎ上げるポケモンがなかなか定まらないのが現状です。
だいたい何でもブンブンできるのですが、柔軟性がなかったり、突破出来ない相手ができたりとスペースが苦しいです。
正解を見つけて僕に教えてください。